前回は、「感動」を表現するのにつかわれる言葉について整理してみましたが、今回は、我々は実際に、どんようなコトに、どのような理由で「感動」し、それをどのように「表現」しているのかを、前出の調査結果から見てゆきます。
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では、実際に私たちがどのようなことに、どのように感動しているのかを見てみると、「小説・映画・テレビ・ドラマ」「自然の景観」「家族・友人の努力・成長・成功」「家族の愛情」「努力・成長・成功に関すること(スポーツなど)」といったことに多く「感動」し、「ジーン」としたり「ウルウル」「ドキドキ」しているようです。その理由としては「期待以上だったから」「自分にはとても出来ないことだったから」「共感できるところがあったから」があげられています。

つまり、「感動」とは、「期待」を上回る「出来事」、つまり期待以上のことや、自分の想定を超える・思いがけない経験やストーリー、そして大きく「共感」する事柄に遭遇したときにジーンとしたり、ウルウル・ドキドキして“心をぐっと掴まれて、大きく揺り動かされる”こととなのです。
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