■ AD-Tech Tokyo2009: KAN-MAR-Blog (かんまー・ブログ)

2010年02月13日

AD-Tech Tokyo2009のレポートの最終回。

さて、今回は、昨年参加したAD-Tech Tokyo2009のレポートの最終回。
2つのセッションのまとめを書いてみたいと思います。

(↓ AD-TechのHP)
http://www.ad-tech.com/tokyo/japanese/adtech_tokyo.aspx


内容の要点&感想
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【参加セッション】
 
@CMOの存在意義  
A広告主によるブランドコミュニティの必要性


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【要点&感想】

今回の2セッションに参加して、見えてきた点がいくつかあります。

@現代は、消費者が「逆マーケティング能力」(自らが欲しいものを選び、調べ、語る・推奨する)に長けており、そのような状況下で“従来型の広告代理店”は必要とされなくなる。
→従来の一方通行の広告発想では、伝わらない。そして、コントロールできない。
→企業がコミュニケーションの設計をWeb中心にシフトするほど、各施策の効果(成果/ノウハウ)は、広告代理店ではなく、企業自体に蓄積されてゆく。だから、出稿&認知、という従来型の提案は、もう通用しないし、聞きたくない。
  ↓
大手企業のマーケティング本部長が、はっきりと「従来の広告代理店の話(提案)は、もう聞きたくない」と語っていることの意味は大きく、この動きは加速するだろう。我々「広告代理店」は、もはや今までのビジネス・モデル、商習慣にしがみついていては、このまま縮小していくだけということを、この“ショッキング”な言葉から感じ取り、肝に銘じなければならないだろう。


A企業が “メディアに化けてゆく時代” であるということを認識しなければならない。
→たとえば、イオンモールは巨大なメディアである。広島空港の年間利用者数は300万人、近接するイオンモールは1500万人が利用する。この広島空港に、イオンモールから集客ができれば、どうなるだろう? ということを、イオンマーケティングは考える。 同様にイオングループの「ツヴァイ(結婚情報サービス)」は、顧客に対して、結婚が決まった後にブライダル施設の紹介、乳幼児向けサービス、金融サービスなどイオングループ168社の事業を横断的に提供できるようにするという。
→つまり、広告/告知メディアにとどまらず、販売メディア/チャネルと化し、ビジネス・メディアと化してくるということである。
  ↓
「メディア開発」を考える際に、これから想定される、上記のような動きを「メディア」として捉え、“どのようにビジネスに取り組むか”という視点を持っておかねばならない。


Bコミュニケーション手法の「世代交代」が進行しており、ユーザーとの「関係性」をきちんと考えねばならないということ
→企業が「ブランドコミュニティ(自社の顧客/見込み客を集めたファンサイトのようなもの)」を持つようになってくると、自社のファンがネットワークをつくり、外部へ広めるという仕組みが出来てくる。そして、それらは大きな効果(売り上げ)をあげるようになる。
彼らは、自分たちのコミュニティ内で、施策を打てば打つほど、顧客との居地が縮まり、売り上げまでUPしてゆく。
  ↓
これから、このような企業のブランドコミュンティが増加するとした場合、逆に上手くいかない事例もいっぱい出てくるだろう。
コミュニティをOpenし、根付かせ、活性化してゆくには、多くのお金と労力が必要となる。
でも、それを乗り越え活性化させることができたならば、宝の山となるであろう。


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ほんとうに、広告業界が過渡期だということを再認識させられたセッションでした。
この時代に、この業界にいること、この激動の時代を経験できることを幸せと思いましょう。
「苦労は買ってでもしなさい」と言われてますから^^;

でも、まあ、そろそろ体がついていきませんけど。


あ、前回もちょっと書きましたが、私が関わっている「ワム・ラボ」では、「ワム・レポ」に引き続き、現在ミニ・コミュニティのパッケージを商品化中です。
シンプルながら、導入しやすく、リーズナブルで効果の出しやすいパッケージに仕上がるはずです。
興味のある方は、ご連絡くださいませ。

では、本日はこのへんで。

posted by くろろ at 03:50 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ■ AD-Tech Tokyo2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブランド・コミュニティ、はじめてみませんか? A

お疲れ様です。
ちょっと間が開いてしまいましたが、
昨年参加させてもらった、AD-Tech Tokyo2009で、
聞いてきた、興味深いお話の4回目です。

(↓ AD-TechのHP)
http://www.ad-tech.com/tokyo/japanese/adtech_tokyo.aspx


みなさんの、何かの参考になれば幸いです。


前回から、
「広告主によるブランドコミュニティの必要性」と題されたセッションについて書いています。
今回は、このセッションの2回目。


では、内容に行ってみましょう。
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(各スピーカーの話の論点)

(株)エイベック研究所  代表取締役 武田 隆氏

10年以上も、企業のネットコミュニティをビジネスとしている、業界のリーディングカンパニー。


・企業と顧客は、新しい関係構築へシフトする。
→顧客とのエンゲージメントの価値が飛躍的に高まっている。
→個人の体験や感動が連鎖的に拡張する。
自社のファンがネットワークをつくり、外部へ広めるという仕組みが、大きな効果を挙げる。


・施策を打てば打つほど、顧客との居地が縮まる。
→ファン層が集うコミュニティでは、あらゆる施策が顧客との関係を深め、帰属化を促進する。

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今回は、最近多くなってきた企業のブランド・コミュニティについての話でした。
このブランド・コミュニティ、うまく回りだすと宝の山状態なのですが、そこまでが大変。
とくに、新規ブランドが大変だそうで、最初の集客にかなりパワーを注ぎ込まないとうまくいかないそうです。

そういえば、閑古鳥なコミュニティも、たまに見かけますもんね。

さて、前回もちょっと書きましたが、私が関わっている「ワム・ラボ」では、「ワム・レポ」に引き続き、現在ミニ・コミュニティのパッケージを商品化中です。
シンプルながら、導入しやすく、リーズナブルで効果の出しやすいパッケージに仕上がるはずです。
これについては、また今度詳しくお話しますね。
posted by くろろ at 03:21 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | ■ AD-Tech Tokyo2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月10日

ブランド・コミュニティ、はじめてみませんか?

お疲れ様です。
ちょっと間が開いてしまいましたが、
昨年参加させてもらった、AD-Tech Tokyo2009で、
聞いてきた、興味深いお話の3回目です。

(↓ AD-TechのHP)
http://www.ad-tech.com/tokyo/japanese/adtech_tokyo.aspx


みなさんの、何かの参考になれば幸いです。



今回からは、
「広告主によるブランドコミュニティの必要性」と題されたセッションです。


このセッションで
ポイントとなると感じたのは下記の3つ。
 ↓
・生活者との「会話/関係性」が重要となってくる。
・これからはソーシャルメディアとしての機能が求められる
・コミュニティのメンバーがセールスマンに。


では、セミナーの内容をどうぞ。

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セッション:広告主によるブランドコミュニティの必要性

(このセッションの論点)
マス広告の時代から、生活者との関係性の時代へ。
この時代は、顧客との「関係性」をいかに作り上げ、強固にしてゆくかが重要となってくる。
その手法として、「ブランドコミュニティ」が重要な役割を担いつつあり、大きな成果をあげつつある。

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(各スピーカーの話の論点)

花王(株)Web制作部長 石井龍夫氏

花王で自社のブランドコミュニティを運営。その中で“実際の経験に基づく”ノウハウが培われている。

・現代は、生活者との「会話」が重要である。
→「マス広告の時代」は、メッセージを生活者に届け、記憶に残ることが重要であったが、「現代のコミュニケーション環境」においては、生活者との「会話/関係性」が重要となってくる。

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・企業Webサイトの役割の変化。
→上記に伴い、Webの役割も“当然ながら”変化している。 生活者に対して企業は、昔は企業から一方的に発信し、次は生活者からの検索に対応してきた。そして、これからはソーシャルメディアとしての機能が求められる。

・コミュニティのメンバーがセールスマンに。
→@ブランドコミュニティで製品について語り合うことで、ファン層が形成される。→A製品の良さを自分から見つけてくれる。 →Bコミュニティのメンバーがセールスマンになる →ブランドや企業との絆が強まる(製品が売れる)

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ちなみに、何度か紹介した、
WOM-LABOでは、このカテゴリにおける、まさに痒い所に手が届く“隙間領域”の商品を減座いリリース準備中です。 
良いタイミングで投入できるのではないかと思います。

リリースまで、今しばらくお待ちいただければと思います。
posted by くろろ at 22:40 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | ■ AD-Tech Tokyo2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする